駅から続く彩り鮮やかな樹木を抜けると、迎えてくれるのは2.5層の大胆な吹抜けが印象的な、重厚感漂うグランドエントランス。「プラウドシティ神戸西神南」の正面玄関にあたります。
両サイドに配した繊細な葉が魅力の常緑樹シマトネリコと花も紅葉も楽しめるヤマボウシのシンボルツリー2種をアクセントに、住まう方を優雅に迎えいれます。
エントランスから各住棟、共有スペースなど日常生活に密着した動線に屋根付きの歩廊を巡らせました。空模様を気にせず歩ける歩廊には、歩く楽しみを広げる個性豊かな植栽を配し、外出やお帰りのシーンを彩ります。
また、車を横付けできる「車寄せ」にもなっており、大きく張り出した庇が雨の日の乗降をサポートします。
子供たちが元気に遊ぶ姿に目を配りつつ、ママたちがおしゃべりや情報交換ができる明るく開放的な空間。
雨の日でも元気に遊べるキッズコーナーも設けており、ガラスウォール越しに広がる中庭の眺めが心地よい住まう方の共有スペースとなっております。
外と内とを子どもが自由に行き来できるよう靴のまま入れる土間空間も設けています。
2階の共用スペースに、居心地のいいカフェのような寛ぎに満ちたリラックス空間を設けました。
落ち着いた雰囲気のなか思い思いの時間をお過ごしいただけます。
東から南、西へと太陽の動きを追う三方すべてが道路に面する開放的な土地と、
緑あふれる広大な公園と隣り合う特等席だけに、各住戸へより多くの光や風を取り込む大きく開かれた窓辺を設け、周辺の緑に潤いを広げる清々しい風と陽光に満ちた気品あふれたデザインとしています。
また、広大な敷地を美しく縁取るのは、時の経過とともに魅力をますケヤキ、ハナミズキなどの高木。既存の街路樹や里山など豊かな自然にとけ込み周辺地域に潤いを広げながら、プライバシー性も向上させています。
撮影 / 2015年6月
※掲載の情報は、2017年12月時点の情報です
※こちらの物件は完売いたしました。
インタビュー
建築担当者 齊藤 忠
「プラウドシティ神戸西神南」は、「住み、働き、学び、憩う」といった多機能タウンを目指した街づくりが行われてきた西神南ニュータウンの中でも、自然豊かな里山と一体の「井吹台谷口公園」と隣接する希有な立地に誕生しました。本計画は西神南ニュータウンが持つ「暮らしやすさ」と、井吹台谷口公園の「自然豊かな環境」を敷地内にも取り入れることを目指しました。
ここに住まう全ての人がつながれるよう、エントランスホールはあえて作らず、エントランス先の中庭とそこに面する共用棟を中心に各棟を配置しています。敷地内には様々な樹々を配し四季折々の景色を感じると共に、子供たちが色々な場所で遊べるようベンチや机、ハンモック等を様々な場所にそっと設けました。敷地の様々な場所で子供やお母さん、お父さん、いろいろな家族が話せる空間を演出しました。
自然豊かなこの地で、5年後10年後、子供達が成長するのを見守りながら、「プラウドシティ神戸西神南」も共に成長していくことを願っています。