オーナーズストーリープラウドタワー目黒MARC T邸

趣の異なる3部屋で気分を変え、
メリハリのある毎日を

土地勘のある目黒周辺でマンション探しをスタート

ご自宅と職場、それぞれをお仕事の拠点として活用しながら、充実した日々を送られているTさん。30代の頃に購入されたという品川港南エリアのマンションにお住まいだったときから、60歳になって仕事が落ち着いてきたら、ビジネスパーソンが行き交うエネルギッシュな街ではなく、心穏やかに暮らせるような街へ引っ越そうと考えていたそうです。

「目黒や恵比寿は若い頃から土地勘があり、マンションを買おうと考えたときにはまず、目黒がいいなと思っていました」

設備やサービスが申し分なく生活しやすいという点から、タワーマンションに限定して物件探しをスタート。目黒だけでなく恵比寿や白金の物件も検討していくなかで、建物の規模も立地も理想的だった「プラウドタワー目黒MARC」を最終的に選ばれました。

「戸数についても、自分にとってはほどよい規模だったことも決め手になりました。住んでみると、とっても静かで落ち着きます。たまに少し寂しく感じてしまうくらい(笑)」

間取りについては、もともとの2LDKから「オーダーメイドシステム」で1LDKへと変え、リビングと寝室をそれぞれ広くすることも検討されたとのこと。しかし、ご自宅でお仕事をされることに加えて、休日には来客も多いことから、やはり2部屋は必要と判断されたのだそうです。

部屋ごとに壁紙と照明、家具をコーディネート

そしてその2LDKは、Tさんのこだわりがそこかしこに感じられる空間に仕上がりました。まずはリビング。Tさんの一番のお気に入りは、エンボスパターンを施したガラスボールが煌めくNUURAの照明です。「キッチンにはモザイクタイルなど光る素材を使っているので、そちらに近いダイニング側のシャンデリアタイプはゴールドにしました」

アクセントクロスは、フクラのソファのベルベット調のファブリックに合わせてブルーグリーンに。スモーキーな色味がアンティークのショーケースと溶け合うように調和しています。

ダイニングテーブルは家具選びの当初から、角形や円形ではなく変形タイプをお求めでした。野村不動産がセレクトした有名家具ブランドが揃う「ファニチャーフェア」でカコールの変形ダイニングテーブルに出会って一目惚れをされたそう。「通路側が削れた形状なので生活していてまったく邪魔になりません。座面が回転するチェアも同時に購入したのですが、座ったり立ったりがとてもラクです。サッと腰掛けやすいベンチは、端に本やバッグを置いておけて便利ですよ」

寝室はブルーとシルバーを基調としたインテリアでコーディネート。ベッドのヘッドレスト側の壁紙にグレイッシュブルー、左手の壁紙にはシルバーとゴールドをあしらった植物柄を選ばれました。空間全体の雰囲気に合わせて、エアコンもシルバーをチョイスされるなど細部にもセンスが光ります。

「ベッドサイドのスタンドライトとコートハンガーは、寝室全体のバランスを見て選びました。特に、スタンドライトはどうしても置きたかったので、スリムなものが見つかってうれしかったです。いろんな要素を盛り込みましたが、うまくまとまったので、やっぱり寝室が一番落ち着きますね」

リビングと寝室の間に位置する洋室にはフクラのソファベッドを配置し、お客様がいらした際にはゲストルームとしてお使いになっているとのこと。窓が大きく、明るくすっきりとした印象の部屋なので、お仕事に集中したいときには、こちらでパソコンに向かうこともあるそうです。

このように、ブルーグリーンを活かしたエレガントなリビング、ブルーとシルバーを組み合わせた清涼感のある寝室、気分をリフレッシュできるシンプルなゲストルーム、と3つの部屋の趣を変え、それぞれを気分や用途に合わせて使い分けていらっしゃいます。

また、実は目につきやすく、インテリアにおいて重要なエレメントである壁面にも、Tさんのセンスがうかがえます。玄関スペースには機能性と意匠性を兼ね備えたエコカラット、キッチンのカウンター上部にはブルー系のモザイクタイルを、そしてトイレには「この壁紙は最初に決めました」とTさんが特に気に入っているという、象が描かれたアクセントクロスを採用されました。

「玄関に関しては、『壁のほぼ中央に縦長のミラーが入るので、エコカラットも縦に使用しては』と野村不動産のインテリアアドバイザーであるHさんにご提案いただいたんです。そのとおりにしてみたら、とてもすっきりとした印象になって大正解! 私には思いつかなかったアイデアでした」

ウインドウトリートメントに関してはHさんの提案により、リビングは存在感を抑えたバーチカルブラインド、寝室は縦長の窓の形状を考慮したツインシェード、ゲストルームは大きな窓に合わせてドレープカーテンと小花柄のレースカーテンというように、部屋ごとに変えたそうです。

「グリーンやブルーが好きだということと、全体的なイメージをHさんにお伝えしたら、いろいろとインテリアについてご提案いただけたので、そのなかから選べたのがとてもよかったですね。たとえばグリーンの壁紙といってもかなりの数があるので、Hさんに絞っていただけて助かりました」

Tさんの類まれなアイテム選びのセンスとインテリアアドバイザーの豊富な知識が響き合って完成した2LDK。「来週末は友だちが遊びに来るので、どんな料理をつくっておもてなししようか考え中です。新しい料理に挑戦して、友だちに振る舞うのが好きなんですよ」と、仕事もプライベートもこの空間で存分に満喫されているようでした。

オーナーのこだわり

アンティークのショーケース

「モダンなインテリアにアンティークをひとつ置くといいよ、と友だちに勧められて購入しました」という猫足のショーケースは、見事にお部屋のアクセントとなっています。ディスプレイされているのは海外で少しずつ買い揃えていったグラスやカップ。

寝室のコーディネート

「非日常感のある空間にしたくて」とTさんが選んだボッチの照明と、マナトレーディングの植物柄の壁紙が素晴らしくマッチした寝室。照明のガラスボールには差し色としてブルーやグリーンを選び、クリーンで清涼感のある空間に仕上がっています。

大好きなグリーンのソファ

「ファニチャーフェアで購入を決めたときは白を選んでいたんですが、ショールームでこのグリーンのファブリックを見つけて、変更しました。グリーンは大好きな色なので」。実際に座ってみてクッションはソフトタイプを選び、ヘッドレストを追加。

※掲載の内容は取材協力頂いたコメント等を弊社側で編集したものです
※掲載の情報は、2024年6月時点の情報です