多摩動物公園を
子どもと満喫!
子どものテンションが
一番あがった動物は?
執筆ライター — 36歳二児の父。 子どもと休日にお出かけするのが何よりの楽しみ。
4歳の長男は動物や電車など動くものが大好き。1歳の次男はやっと言葉を話すようになったばかり。
プラウドシティ豊田多摩平の森から、
約4キロの距離にある
多摩動物公園へ
子どもと一緒に遊びに行ってきました。
多摩という広大な土地と自然を活かした環境で、動物たちがのびのびと展示されている多摩動物公園。4歳の息子は、前日からとても楽しみにしていました。
施設内には子どもを連れた親御さんに優しい配慮がされていて、子どもと大人が一緒になってはしゃげる魅力で溢れているんです。息子と園内を回りながらご紹介していきます。
約300種の動物たちが
自然に近い環境で飼育されている
多摩動物公園には、300種類以上の動物たちが、自然に近い環境で展示されています。
檻ではなく、壕(地面を掘ったくぼみ)で展示スペースを区切る。群れで生活している動物は、なるべく群れで飼育するなど、広大な敷地だからこそできる、動物に優しく来園者にも嬉しい展示方法となっています。
園内は、アジア園・オーストラリア園・アフリカ園・昆虫園の4つのエリアに別れていています。
さて、何から見に行こうか。
「コアラだー!コアラコアラコアラ!」
息子のお目当ては、オーストラリア園で展示されているコアラ。ただエリアの一番奥に位置するので、他の動物たちを見て周りながらコアラを目指すことにしました。
「おおーキリンさんだぁ。ベロが長いですね~」
高い木の葉を食べるキリンに合わせて、餌も高い位置に設置されています。
キリンの群れが首を伸ばして食事をする。これまで映像でしか見たことが無かった光景が目の前にあるのです。
その他にも動物たちが広い敷地内でのびのび暮らしていました。
「ゾウさんだ!おっきい!」
「サイが何か食べてるよ。お腹すいてるのかな」
「鳥さんだ!目が赤くてよく見るとおっかない」
「オランウータンの子どもだ。葉っぱで遊ぼうとしてるのかな」
動物が大好きな子ども。生き生きした動物たちに大興奮の様子です。
バスでライオン舎の中を回るライオンバス
多摩動物園の目玉のひとつが、このライオンバス。
百獣の王、ライオンは動物園に来たら絶対に見たい動物です。しかし、檻の中でライオンがそっぽを向いていて、満足にライオンを見ることができなかった。ということがたまにあります。
でも、ライオンバスはライオンがいる場所まで、バスで移動してくれるので、見られないということがありません。
「いたぁああああ!!!がおおおお!!!!」
「あ、日陰で寝てる。
知ってるよ夜行性だからお昼に寝るんでしょ」
ライオンバスが気に入ったようで、また乗りたい!とライオンバスのチケットは大切に保管するそうです。また一つ宝物が増えました。
サバンナキッチンで休憩&ランチ
ライオンバスが終わったら、道中見つけたセミの抜け殻の真似をする息子とサバンナキッチンでランチ。
ここ以外にも園内には売店や自販機がたくさんあり、軽食や飲み物に困ることはありません。また各売店では期間限定メニューが販売されていたりします。
今回、息子がサバンナキッチンで注文したのは、多摩の冷やしおらんうーどん。
キュウリが混ぜ込まれた冷たいお出汁が、この暑い季節に嬉しい。夏季限定のうどんです。
疲れても安心。園内を回るシャトルバスや
ベビーカー貸し出しサービス
お昼休憩が終わったら、いよいよお目当てのコアラ。どこかで手に入れた棒を持ち息子もご機嫌!
と思ったのですが・・・。
「なんか、、、、ひくくない?」
なぜか木に登らないコアラ。
息子の想像とは違ったみたいですが、これはこれでご愛敬。
滅多に見られない木から降りたコアラを見ることもできました。でも、やはり息子のイメージとは違ったようです。
コアラよりも息子が喜んだのが、こちらのネズミカンガルーという聞きなれない動物。
同じコアラ館にて展示されていて、見た目はネズミなのにカンガルーのようにピョンピョンと跳ねて移動する不思議な生き物。館内は暗くフラッシュ禁止。常に跳ねているので、ピントがあいません。ぜひ来園して見てみてください。
さて、冒頭でもお伝えしたようにコアラ館は多摩動物公園の一番奥に位置します。お子さんや、お父さんお母さんがへとへとになっているかもしれません。そんな時に、利用してもらいたいのが、園内を循環しているシャトルバスです。
このシャトルバス、運転間隔が10分と短く、来園者は何度でも無料で乗ることができます。荷物を置くスペースがあるので、大きな荷物を持っている方やベビーカーでも安心して利用できます。
上手くシャトルバスを使って無理なく、効率よく園内を回ってみてください。
また、多摩動物公園の入場口すぐの場所では、ベビーカーの貸し出しサービスをしています。
こちらは1日500円。電車で来た場合など、わざわざベビーカーを持ってくる手間がないので、とても便利。
園内には授乳室やオムツ替えができる場所もあるので、赤ちゃんと一緒でも安心です。
虫が苦手な人はNGかも・・・昆虫園
動物をたくさん見て回った一日ですが、まだこれで終わりではありません。
モデルポーズをする息子と最後に行ったのが、昆虫園。
不意打ちで飛び出してくる昆虫たちに、息子はおっかなびっくりでした。
また、隣接する昆虫園本館では、水槽に展示された様々な生きた昆虫や標本を見ることができます。
大人でも興味深い研究内容がたくさん展示されていて、研究者の情熱が垣間見えて、面白いんです。
例えば、卵からふ化したカブトムシの幼虫がサナギになるまでにしたフンを全て集めた展示。
分かりづらいですが、画像下部の点々が全てカブトムシの幼虫のフン。研究者の熱意に驚かされます。
また、昆虫が苦手なら絶対に見てはいけないゴキブリの展示もありました。ゴミ袋やキッチンの三角コーナーを設置し、ゴキブリが潜む日常を再現した水槽に、びっちりとゴキブリがいるのです。
なぜ休憩用ベンチから見える場所に設置したのか、誰も求めてない生息環境の再現など、ツッコミを入れたくなります。こちらもご興味ある方は、ぜひ多摩動物公園へ。
最後はお土産ショップでお買い物
そして
子どもが一番テンションの
上がった動物は?
最後は、今日の思い出にお土産ショップで好きなものをプレゼント。園内で展示されている動物のぬいぐるみでも選ぶのかと思いきや、妙にリアルなカマキリのぬいぐるみに興味を持ちます。
そして、最終的に買ったモノはというと・・・。
どうして、男の子ってこういうのが好きなんでしょうか。それでもご満悦の表情なので良しとします。
最後に、今日何が一番楽しかった?と質問してみました。
「うーん。全部よかったけど、
虫さんのところにいた、かに」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
今度はカニさんがたくさんいる場所に連れて行ってあげよう。。。。。
子どもも大人も楽しめる多摩動物公園。ぜひ遊びに行ってみてください!
プラウドシティ豊田多摩平の森から、多摩動物公園に行くのなら、車か路線バスがオススメです。バスなら豊田駅南口の乗り場から多摩センター駅行きのバスに乗車し、上程久保のバス停で下車してください。
また、頻繁に遊びに行きたいのなら年間パスポートがお得。2,400円(65歳以上は1,200円)で一年間入園し放題です。映画一回分とそれほど変わらない金額で、一年中動物たちに会いに行けますよ。